【榊淳司のマンション資産価値レポート41】ウエノテ・プロジェクト、ブラントン蔵前、ライオンズ浅草橋ミレスの価値は？

みなさん、こんにちは。榊淳司です。

「東京都台東区」というと、
どういうイメージが浮かびますか？
まず、「上野」や「浅草」という街のイメージを
お持ちになる方が多いでしょうね。

実は台東区、東京23区の中で
面積は最小の約10ｋ�u。
最大である練馬区の、たった6分の1です。
人口は約18万人で、23区中21位。
それでも、マンションの供給も
結構多いエリアです。

台東区におけるマンション供給の特徴は、
数十戸規模の駅に近いマンションが
多いことでしょうか。
山手線の徒歩圏で、
比較的リーズナブルな物件が
出てきやすいエリアです。

このエリアには「谷根千」の一角、
根岸も含まれます。
根岸エリアは独特のエリア特性があって、
地元以外の人には分かりにくいですね。

あと、浅草エリアでも
時々特徴的な物件が出てきます。
このエリアは全体的に
江戸時代からの市街地です。
それぞれの地域には歴史があり、
江戸期の風情も残ります。
マンションのデザインにも、
それが反映されたりします。

浅草エリアには
ライオンズ浅草橋ミレス、
レーベン浅草AYAGINU 、
ルジェンテ浅草、
サンクレイドル浅草が販売中。

上野から田原町にかけては
ウエノテ・プロジェクト、
サンクレイドル上野II、
デュオヴェール浅草WESTが
販売中。
鶯谷・根岸エリアには
ルフォン入谷 ザ・レジデンス上野の杜も
登場しました。

蔵前エリアには
ブラントン蔵前が販売中。

三ノ輪には駅徒歩4分に
クリオ ラベルヴィ三ノ輪。

山手線内側では湯島駅徒歩2分に
リストレジデンス上野黒門町。

台東区は歴史が深いだけに、
それぞれのエリア毎に
マンションの資産価値を推し量る
地域性が特徴的。
アウトサイダーには
分かりにくいところもあります。

そういったマンションの資産価値は

広告を見たりモデルルームで
話を聞くだけでなく、
客観的な視点を交えて冷静に判断すべきです。

マンションの資産価値は、
ほぼ立地で決まります。
今、キレイな広告を見せられ、
モデルルームで担当者のトークを聞き、
「これは気に入った」と思ったとしても・・・

10年後、そのマンションを売却する時には、
キレイに印刷された広告や、
上手にメリットだけを説明してくれる
営業マンはいません。
その物件の持つ資産性だけが頼りです。

だから、マンションを購入する時には
何よりも資産性を重視しなければ
ならないのです。
ところが、モデルルームの担当者は、
多くの場合この肝心な資産性について
真実を語ってくれません。

「・・・だから、資産性は高いですよ」
という、実に曖昧なトークが多いですね。
「・・・だから」の「・・・」の部分は、
立地の優位性でなければなりません。

では、立地の資産価値を
どうやって見分けるのか？
これは、はっきりいって慣れと経験です。
あるいは、嗅覚のようなものもあります。
昨日今日にマンションを探し始めた人には無理。

このレポートは、そういった一般の方々に
マンション市場を見つめて27年の
榊淳司の「視点」を提供するものです。

取り立てて新しい情報が
盛り込まれているわけではありません。
公開されている情報を基に、
榊淳司の視点で資産価値を判断し、
「買ってもいい」「買ってはいけない」という
明解な価値判断を示すものです。

現在の「台東区」エリアの
マンション市場は玉石混淆です。
どちらかというと石ころの中に
玉が転がっている感じ。
そんな「玉」を見つけ出すために、
ぜひこのレポートをご活用いただければと
思います。